監視設計ってなーに

監視設計って運用をする上で、すごく大切です。監視ができないと、エンドユーザから突然システムが動いていないとか連絡がきて対応が後手になってしまいます。

 

システムの監視は「システムのサービスに対する監視」と「インフラの監視」の2種類に分けることができます。それぞれの監視種別の役割の違いを理解することで、システムに対し適切な監視項目を選定することができます。

 

サービスの監視とは利用者が直接アクセスして利用するサービスの監視になります。

Webサイトにアクセスし正しく表示されるか、入力した値に対し想定通り応答があるかなど利用者向けのサービスに対しての監視を指します。

 

インフラの監視は、ハードウェア機器やOS、プロセスなどシステムを構成する要素の監視を指します。

サービスの監視は利用者に提供しているサービスを直接監視しているため、異常を検知した際の緊急度は高くなります。すぐに対応が必要になります。

 

インフラの監視は構成要素の監視であるため、異常を検知してもサービス影響がない場合があります。

例えば、冗長化されている機器の片系が停止してももう片系でサービスが提供し続けていればサービスヘの影響はありません。

または、急なcpuの高騰が発生してもしばらく経過して落ち着けば問題ないです。

また、構成要素の監視であるため監視項目が多くなります。

障害の予兆を検知できないとサービスに影響が出かねないため、細やかな監視項目の設定が必要となります。

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